2010年11月30日

開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生

開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生  大倉集古館

卓上の夢 バロックとロココのはざまで。
2010年10月02日(土)〜2010年12月19日(日)

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ぐるっとパスで見てきました。

開窯した18世紀の作品が展示されています。

1.  初期作品: J.G.ヘロルトの作品
2.  東洋への憧れ
3.  フィギュア(磁器人形は踊る)
4. サーヴィス: 卓上の魅力

1Fの展示は 似非柿右衛門というようなものが
並んでいて 超絶金工藝を見たばかりの目には
なんとなく 物足りなく感じました。
これはなんだ!見間違いか?

何の展示会だ?と ある意味面白いのですが
思わず笑えるようなものもありました。

2Fに行くと マイセンらしいマイセンが並んでいます。
あ〜やっとマイセンが見れたという気がしました。
極彩色に彩られた豪華絢爛なテーブルウェアと色とりどりの磁器人形など
マイセンらしき豪華な展示でした。

まぁ ぐるっとパスがなきゃいかなかったかな・・・・
posted by うめのはな at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月29日

泉屋博古館分館 特別展

特別展『幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸−清水三年坂美術館
コレクションを中心に−』

六本木1丁目の住友コレクション泉屋博古館分館に行って見てきた。

正面入りロビーに12羽の金属製の鷹が並んでいた。
白銅、赤銅、金、銀を用い 緻密に製作された12羽の鷹。
鈴木長吉(1848-1919)渾の大作で1893年のシカゴ万国博覧会に出品の作品。
これは 生きていていまにも飛び立ちそうで見事である。

こんなリアルな作品があるなんてどこにもアピールしていなかったから
ちょっと驚き。PR不足ではないだろうか・・・

「清水三年坂美術館コレクション」ではないからなのかもしれないが。

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展覧会の構成

第一章 拵と刀装具―近代金工への序章として
第二章 明治金工の雄 加納夏雄と海野勝a、正阿弥勝義
自在コーナー
第三章 明治金工の諸相 

主な出品作家と展示品

後藤一乗、正阿弥勝義、塚田秀鏡、香川勝廣、大島如雲、鈴木美彦、
中川一匠、加納夏雄、海野勝a、鈴木長吉、山田宗美、鹿島一谷

香川勝廣「菊花図花瓶」明治時代
正阿弥勝義「郡鶏図香炉」明治時代
鹿島一谷「花鳥図香炉」明治時代
正阿弥勝義「鯉鮟鱇対花瓶 鮟鱇」明治時代
正阿弥勝義「古瓦鳩香炉」明治時代
海野勝a「孔雀図煙草箱」明治時代 
正阿弥勝義作「亀玉手箱置物香合」明治時代
正阿弥勝義作「蓮葉に蛙皿」明治時代

他170点。

まさに超絶!こんなすごいものを見れるなんて・・・

刀装具の職人さんが仕上げた刀の鐔・縁頭・目貫・小柄等の彫金など細かい
造作がいい感じで並んでいます。幕末の武家たちは 美意識と
プライドにより おのおの趣向を凝らしていたようです。

廃刀令によって刀の仕事がなくなった職人さんたちは金工藝職人となり
その技巧は明治になり超絶技巧となっていったのでしょう。

日本人の造形力、細緻を極めてた鑿の彫り、色付け 遊び心 風流と・・
日本の技に世界の人々は驚いたことでしょう。

これはもう 香水瓶の彫金に驚くべきではない!!
と 改めて日本の技に感心しました。

どれを見ても ここまでというほどの緻密な彫り 打ち出し 
細かさの中にも活き活きとした表現力があります。
そしてユーモアまで考えて
造られています。

まるで違いますねぇ・・
ジュエリー 色彩 形で取り繕うのではなく
技で勝負していますからねぇ〜
これを見たら
エミール・ガレやラリックも まるでたちうちできないでしょう。

帰り 建物の脇の紅葉が上品できれいでした。
ここは いつ来ても展示も上品で上質で 館内もいい感じで満足します。

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posted by うめのはな at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月28日

東京都庭園美術館 「香水瓶の世界」展

東京都庭園美術館 「香水瓶の世界」展を見た。

昼少し前だったので 先に食事。
入り口にある 「cafe 茶洒 kanetanaka」は老舗料亭「金田中」
が手がける店。
このまわりには他に手ごろな店がないのでどうしても
ここになる。
前回と同じメニューのランチを頂いた。

出る頃には たくさんの人が順番を待っていた。

もう少し ランチができる店が欲しいところです。

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*本展では古代の石材やガラス製の香油瓶から、セーブル、マイセン、
チェルシーの磁器、バカラ、ラリックのガラス、
そしてディオールなどの服飾メゾンの香水瓶までを、
海の見える杜美術館(広島)所蔵の作品から厳選した約280点で
構成いたします。
また海外からの特別出品としてファベルジェやブシュロンの香水瓶も
出品いたします*

という説明でした。

香りの歴史をたどると紀元前2000年に遡るそうです。
この頃の香水壺は陶器製など素朴なもの。
だんだんと豪華になり ジュエリーちりばめた豪華なものへと
変貌します。
当時の大貴族達が宝飾細工師に特別につくらせた工芸品とも
いえるようなものです。
特権階級である貴族たちのの流行だったのでしょう。

ガラス製法が発明されると香水壺は香水瓶となって行きます。
そして近代になるとガラス工芸、ファッション、
デザイン重視のものに変わって行きました。

私が目を奪われたのは 初期の頃の金工藝などの装飾で
飾られた香水瓶。
近代の名の知れた ガラス製のものはさっと見て終わりました。

壁にさりげなく展示してあった絵なども面白かったです。

結構紅葉も進んでいて庭園のほうも見ごろかなとは思いましたが
昨年も堪能したし 時間も惜しいので早々に出ることにしました。
posted by うめのはな at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月27日

松岡美術館 陶俑の美展

陶俑の美展
2010年10月6日(水)〜12月23日(木・祝)
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見に行きました。
白金台駅からのプラチナ通りの銀杏並木はまだ
皆黄金色というわけではありませんでした。

陶俑の美展 とは
中国では死者のために墳墓の中に様々な副葬品を入れました。
その副葬品のうち やきものでつくられた人形の像(俑)のことを
「陶俑(とうよう)」と呼んでいます。

秦の始皇帝の兵馬俑は、その代表的なものとして知られています。

人や動物などのさまざまな時代の陶俑コレクションが展示され
中国古代の生活風習やその生き生きとした造形美の魅力を知ることができます。
後漢時代の素朴なものから 三彩の焼き物まで移り変わりもわかります。
唐の時代のらくだなどは色も鮮やかでした。

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同時開催は能面展 。
能面15面、狂言面9面を初公開。
絵画 装束なども合わせて展示してありました。

もうひとつ
水墨画への誘い展 。
雲谷等益の山水図屏風に、橋本雅邦、横山大観、堂本印象ら
近現代の水墨風景を並置。
後期出品作品
雲谷等益《山水図》六曲一双屏風 江戸時代
横山大観《黎明》昭和4年(1929)頃
酒井抱一《月兎》江戸時代
川合玉堂《白鷺》昭和13年(1938)頃
円山応挙《山水図》六曲一双屏風 江戸時代

いずれも所蔵品だそうです。
posted by うめのはな at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月26日

サンセットビーチの夕日と三国町

風車をみたあと 日本海側に出て海沿いに車を走らせた。

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越前松島 東尋坊 雄島 ナホトカ座礁の場所
国民休暇村を通り過ぎるが
海沿いの松林の 松枯れには少し驚いた。
枯れて切られた松が多かった・・・
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海沿いを走ると
夕方になり夕日がまぶしかった。
福井三国海水浴場は サンセットビーチと名を変え
夕日の沈む海辺としても有名になった。
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海辺には温泉施設 ゆあぽーとがあって その大浴場からも
沈む夕日が見える。
この日は休日で 駐車場も満車。

三国港の魚市場沿いの道路は 蟹などのお土産を買う車で
いっぱいだった。

温泉は諦めて 戻ることにした。

名物 水ようかんと 三国饅頭を買って帰る。
この水羊羹は 普通の羊羹とは違い
冬だけのお菓子です。

とても柔らかでのどごしにつるん。水分の多いようかんです。
あずきと黒砂糖ですが、味も甘すぎず美味しいです。

冬になるとどこの家でもこたつで 水ようかんですね〜

三国饅頭は 酒饅頭で皮は薄く甘すぎないあんがびっしりで
美味しいです。
甘酒に小麦粉を加え発酵熟成させた種で包んであるのでお酒独特の
甘い香りがします。

福井県では結婚式の際にお嫁さんを迎える家の2階の窓から
酒まんじゅうをまく『まんじゅうまき』という儀式があります。

なつかしいふるさとの味がしました。

みあげれば丘の上には みくに龍翔館(三国町郷土資料館)。
明治12(1879)年建築の五層八角形の龍翔小学校の外観を復元した総合博物館。
北前船関係の資料や自然、歴史、民俗、文学、美術など三国の全てが分かる
様々な資料を展示している。

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三国湊が最も栄えた明治12年(1879年)オランダ人エッセルによって
デザインされた木造五階建八角形というユニークな形状の小学校
「龍翔小学校」の外観を模して復元し、
三国全体を見渡せ白山を遠望し坂井平野を眼下に見下ろす緑ヶ丘の高台に
鉄骨鉄筋コンクリート造で完成、昭和56年(1981年)11月に開館しました。

そのうち機会があればまたのんびりいくことにしよう。
今回はお見舞いのための急ぎ旅で時間がなかった・・・。
posted by うめのはな at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ふるさと記事

2010年11月25日

北潟湖畔の風車

福井県と石川県の県境にある北潟湖畔に大きな風車があるというので
見に行った。

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写真の島は 鹿島の森。

大聖寺川の河口と北潟湖に囲まれた陸続きの島は、
八幡社(鹿島神社)の社叢として原生林のような森が守られ、
国の天然記念物に指定されています。
標高30m、周囲600m、面積約3haでタブノキなどの暖帯性照葉樹などが茂り
数百年は人の手が入っていないという原始の森だそうです。

湖畔の反対側の丘陵地に風車がありました。

この風車は、電源開発株式会社が福井県あわら市富津地区に10基設置したもので、
その最大発電量はあわら市内の全世帯の1年間分の消費電力量をまかなう
くらいだそうです。

大きな風車ですが 本当にゆっくりと廻るので遠くから見ると
止まっているようにも見える。
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加賀市と日本野鳥の会が飛来する野鳥と生態系に悪影響を及ぼす恐れが
あるとして、J-POWERに建設場所の変更を求める要望書を提出したそうです。

米国でのバードストライク総数は年間約10億羽であるが、
風車によるものは0.01%であり、窓ガラスなどに比べて
きわめて低い数字であるといえる。とある。
また英国王立鳥類保護協会も、「適切に設置された風力発電所は、
鳥類に大きな脅威を及ぼさないと考える」と表明している。

あわらの風力発電では、ガンが渡ってくる時期の朝夕に、
風車をとめて対応するそうです。

突如あらわれる風車の群。
すぐ近くまで行くことができます。

まわりが何もない小高い丘の上で 畑の真ん中に ポツンポツンと
建っています。
どこか 他の国みたいな景色でした。

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大きいなぁ〜と近くで見上げましたが 全体像は
カメラには収まりませんでした。

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また日本海の海辺からも見えました。

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福井県浜地海水浴場からみた風車です。
posted by うめのはな at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ふるさと記事

2010年11月24日

えちぜん鉄道

連休を利用して福井に行った。

昼過ぎに出かけ 新幹線で米原、特急しらさぎに乗り換え
福井駅。
そこからえちぜん鉄道に乗った。
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福井駅東口から 地上に出て通路を渡ると小さな駅。
昔はJRから同じ構内のホームに乗り換えられたのだけど
今は JRのホームが高架になったので いったん外に出なく
てはならない。
乗り換え時間が短いときは きついかも。

窓口で切符をかわなくてはならない。
これは手売りの紙切符。
いまどきめずらしい。

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なにせ1両しかない車両で10分ほど前から
改札口に並ばないと座れそうもない。
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基本的にワンマン運転だが、昼間の列車には女性アテンダントが乗務し、
乗車券の販売・回収や車内アナウンス、観光案内、お年寄りの
サポートなどすることで 有名になった。

電車は福井市内を短い間隔で駅に止まり
単線のため 信号待ちなどもあって 都会では
考えられないほど ゆっくりと走る。

市内をすぎると まわりは田んぼばかりで少し
スピードをあげる。

終点は東尋坊など観光地の三国港駅だけど そこまで
750円だとか・・・

営業キロ 25.2km
駅数 22駅
平均駅間距離 1.2km
所要時分 44分
表定速度 34.4km/h

東京に住む人にとっては時間がかかり運賃が高いと感じるが
沿線の人にとっては 貴重な通勤 通学の足である。

2001年京福電気鉄道越前本線列車衝突事故でしばらく
休業していたが えちぜん鉄道が買取り2003年開業した。

夕方の便だったので 乗客は地元民らしきひとたち。
女子大生らしき3人連れと隣り合わせたけれど
ローカル色豊かで ほほえましかった。

何もかも 何年かずれているなぁ・・・と。。。

30分に1本のローカル電車は のんびりまったり走り
無人駅が多いのか後ろの扉しか開かなくて運転手が切符を
回収したりのワンマン運転でした。
posted by うめのはな at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ふるさと記事

2010年11月13日

江戸東京博物館 常設展

この博物館の5階と6階が吹き抜けになった、約9,000uが常設展。
とにかく広い 体育館のようである。

「江戸ゾーン」「東京ゾーン」にわかれている。
浮世絵や絵巻、着物、古地図など約2,500点、大型模型など約50点あまりが展示
されている。

6Fから入るとすぐ お江戸日本橋を渡る。
寛永の大名屋敷 越前福井藩主・松平伊予守忠昌の上屋敷の30分の一
復元模型がある。このコーナーは大名ゆかりの品や書物など

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町人の暮らしでは 日本橋北詰付近の町人地の復元模型がある。
精巧にできていて 双眼鏡で見ると なかなか面白い。
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江戸町人の暮らしぶりがよくわかるコーナー。

5Fに降りると 長屋や両替所 越後屋 芝居小屋 中村座などがあり 
助六の舞台、吉原遊郭 と続く。

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疲れたところで休憩所があり 明野新聞社の建物、
面白いのは 銀座レンガ街、ニコライ堂 帝国ホテルの模型
そして鹿鳴館。
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最後に昭和の時代になり 戦争戦後、闇市 戦時中の暮らしから
風船爆弾、モダン東京、浅草 <十二階>の名で親しまれた凌雲閣、
浅草六区にあった電気館 、公衆電話 実物の自動車
TV 洗濯機など 家電製品から暮らしの古い実物の品が数々展示されている。
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とにかく広い、短時間ではじっくり見ることができない。

何度か行かないといけないかも・・・・
しかし なかなか面白かった。
一日かけて じっくり見るとまたいいかもしれない。

ここは 撮影可でした。
posted by うめのはな at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年11月12日

江戸東京博物館 徳川御三卿 展

先日 隅田川 展に行ったとき見れなかった 常設展の
特別展 徳川御三卿 展を見てきました。

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これもぐるっとパスで 見ることができました。

江戸時代の「御三家」といえば「尾張、紀伊、水戸」
「御三卿」とは、田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家を総称した呼び名です。

御三家と同様に、将軍の跡継ぎを輩出することを目的に創設、
各家は将軍と同じ江戸城内に屋敷を与えられ、将軍家の家族のような扱いを受けていたということです。

御三卿の各家に残る名品だそうですが
以前見た 御三家の名品展よりは数も少なく ちょっと期待はずれでした。

第1章 徳川将軍家と御三卿
第2章 培われた学問の家風 田安徳川家
第3章 幕府政治への参画 一橋徳川家
第4章 将軍家を支えた明屋形(あきやかた) 清水徳川家

特に感激したものはなかったけれど
昭武肖像入懐中時計が
ピカピカで印象に残った。

ここは撮影禁止でした。

とにかく広い広い 博物館の中の一角に設けられた
常設 特別展でしたが このあとそのまま
 江戸東京博物館の常設展を見ることにしました。
posted by うめのはな at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月11日

日本画に見る四季の美展〜ニューオータニ美術館

東京富士美術館所蔵 日本画に見る四季の美展 −大観から、玉堂、清方、松園まで−
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東京富士美術館の所蔵作品約3万点の中から、近代日本画の巨匠たちの
季節感溢れる名品を集めました。

〜東京富士美術館所蔵の近代日本画の中から巨匠たちが描き出した
季節感あふれる作品28件41点を展示いたします。 〜

ぐるっとパスで見てきました。
ここは こじんまりしているので見るのにはあまり時間はかからない。

入るとすぐ 正面は 上村松園の《美人観書》 チラシ絵

大作が二つ。
一つは竹内栖鳳の六曲一双の「獅子」です。
これは私はあまり好きじゃない。
円山応挙の絵をみたすぐあとだからかもしれない。
たしかにそれまでの日本画とは違う手法で衝撃的ではあった。

もう一つは横山大観の六曲一双の「春秋」
右にしだれ桜とたんぽぽ、左には紅葉、りんどう、おみなえしの秋草
線描はもちいず 墨で濃淡渇潤の千変万化をつけています。

そのあいだに鏑木清方の美人画などがあり
最後は 河合玉堂・川端龍子・横山大観による三幅対「雪月花」

川合玉堂 《朝雪》(雪月花のうち「雪」)
川端龍子 《池心》(雪月花のうち「月」)
横山大観 《夜桜》(雪月花のうち「花」)

それぞれによる 題字の書がありました。

異なった環境、流派で活躍し、目指すものを異としたこの三巨匠ですが
1952(昭和27)年〜57(昭和32)年に「雪月花展」「松竹梅展」を開催し、
三人で合作を製作しました。
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美人画はやはり 松園だなぁ・・と
思いながら再び 美人観書 を見て出ました。

そのあとニューオータニのガンシップで少し遅いランチを。
13時すぎるとレディースランチがあるので食べました。

おなかがすいていたので サラダバーで最初に山盛りのサラダを取って
これだけでおなかがいっぱいになりました。

posted by うめのはな at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2010年11月10日

「円山応挙―空間の創造」展


三井記念美術館で見てきました。
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大画面の屏風や襖が多いので、出品された作品は多くはないです。
襖や屏風と同じ空間に“居る”というような演出。
応挙は、奥行きのある立体的な世界を描きだしました。
今で言う 遠近法ですが眼鏡絵といわれていました。
淀川両岸図絵などは 見たまま描くという手法で 風景や建物が途中で
反転している絵です。川の中央から右岸 左岸を見たまま描いた
ようです。
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作品構成

「展示室1」 遠近法の習得―眼鏡絵

「展示室2」 応挙の絵画空間理論「遠見の絵」―『萬誌』
「展示室3」 応挙の茶掛け
「展示室4」 応挙様式の確立―絵画の向こうに広がる世界
「展示室5」 淀川両岸図巻と小画面の中の空間
「展示室6」 応挙遺印他

「展示室7」 応挙二大最高傑作―松の競演

見所はやはり 最後の7の部屋
 松の競演でしょう。
国宝「雪松図屏風」
重文「松に孔雀図襖」

応挙の松を描いた水墨画の二大最高傑作が同時に見られるのはすごい。
その迫力といったら言葉では言い表せないです。
水墨画であるのに 動きや色を感じさせます。

孔雀が生きている・・・

松の雪がさらさらと音をたてていそう・・・
どっしりとした松が目の前にあります。

この部屋には2作のみが展示されているだけですが
狭く感じます。

絵の迫力ですね。

立ち去りがたく ため息をつき見とれました。

三井美術館はいつもいいものを見せてくれます。

今回も ぐるっとパスを購入してみました。

posted by うめのはな at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞