2011年09月28日

松岡コレクション「西洋絵画の中の人びと」展

白金台の庭園美術館に行った日に すぐ近くにある 松岡美術館へも行った。
25日で終了しています。

「西洋絵画の中の人びと」「ジョン・エヴァレット・ミレイからルノワール、シャガールまで」
 2011年4月24日(日)〜9月25日(日)

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松岡美術館の所蔵品は、すべて創立者 松岡清次郎が一代で蒐集したものです。

・個性あふれる人びと
ブーグローなどの19世紀ヨーロッパ画家の肖像作品からルノワールなどの印象派・新印象派、さらにモディリアーニ、ピカソなどのエコール・ド・パリの画家をはじめ、さまざまな画家の肖像作品を中心に展示

・穏やかな日常
暮らしの中に描かれた人物に焦点を当て、ペルジーニなどの19世紀ヴィクトリア朝の作品からモネ、クロッスなどの印象派・新印象派をはじめ、ヴラマンク、ユトリロなどの作品を展示

・青のうつわ 
−東洋の染付と青磁を中心にー

館蔵の東洋陶磁コレクションより、青磁と染付を中心とした青い色のやきものなどを展示

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青花双鸞菊文大盤 中国・景徳鎮窯  元時代 径47.0p


これは 松岡コレクションですから 形をかえてたびたび展示会を催していますから見逃してもまた そのうち見ることができるでしょう。。。

しかし 館内は節電のためか 暑かった・・・
ちょうどギャラリートークの時間でしたが とてもその場にとどまってはおれず
早々に出ました。

この美術館は写真撮影可なんですが 自分の目でみたものを写真に撮ろうという気はなかったです。
posted by うめのはな at 11:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2011年09月27日

特別展 華麗なる <京蒔絵> - 三井家と象彦漆器 -

三井記念美術館 2011年9月17日(土)〜11月13日(日)

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{ 象彦は350年の伝統を有する京都の老舗(しにせ)漆器商です。現在でも引出物や贈答用の高級漆器の作り手として、関西を中心に人気を博していますが、特に明治から昭和戦前期にかけては、三井家をはじめとする旧財閥家や皇室などの愛顧をうけて、贅(ぜい)を尽くした豪華な蒔絵を創出しました。
本展では、三井家旧蔵の象彦作品約40点を一挙初公開するとともに、各所に所蔵される30余点の優品を加え、知られざる近代の象彦漆器の魅力を紹介します。実物の小判を嵌め込んだ両替商・三井家らしい硯箱や、三井鉱山で産出した鉱石を象嵌した水晶台、三井家の迎賓館・三井家綱町別邸(大正2年・ジョサイア・コンドル設計)を飾る蒔絵額や衝立、三井家が皇室に献上した舞楽蒔絵棚などの名品が勢揃いします。金銀がきらめく、華麗なる京蒔絵の世界を心ゆくまでご堪能ください。[美術館サイトより}

昼ころ行きましたが混んでいませんでした。
思うように ゆっくり見ることができました。

金銀がきらめく、華麗なる京蒔絵・・・ですが ギンギンしているわけではなく
品のある豪華さです。
贅をつくした 品も数々ありますが 上品です。

ここは広いスペースにゆったりと展示されていて見やすいです。
後ろにまわって 裏側を見ることもできますが 願わくはもう少し鏡を使って裏のほうが
見えるように展示して欲しかった。

・象彦漆器 ベストセレクション
・象彦漆器 ・三井家と象彦漆器1
・精選−象彦漆器の雅
・三井家と象彦漆器2−三井家綱町別邸の調度

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大小様々な展示物があります。蒔絵ですので やはり硯箱のような箱ものが多かったです。
そして それらを置く 卓というか台というかそういうもの。
そのほかに 小物では 香合やタバコ入れなど。
大物は 衝立や、棚など。さまざま。

蒔絵がたっぷり楽しめます。しかし 水晶台は初めてみました。
大きな水晶玉を置く台のようなものもあり この水晶玉は何に使ったのだろうかと思いをめぐらせたりもしました。まさか・・占いとか・・・・。

月宮殿蒔絵水晶台は、卓上に水晶玉を飾り 全体を月宮殿に見立ててきれいでした。
となると 水晶玉は聖なるものなのか。。。

三井倶楽部会員だけが利用できるという 三井家の迎賓館・綱町三井別邸(大正2年・ジョサイア・コンドル設計)の内部を飾る蒔絵額や衝立 調度品も展示されています。

京都出身の三井家らしく京都の三大祭りを描いたついたてなどが見事です。

三井家から直接、象彦へオーダーメードされた蒔絵の中には 天皇家に献上されたものも展示されています。(宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)のものはそれはもう・・・見事というか豪華というか 贅と技を尽くしたものでした。

このごろ いいものばかり見て歩いているので 少々目利きになったのか
その価値がわかってきて ため息ばかりついております。

逆に 品のない似非モノをみると すぐわかります。

日本の技ってすごいなぁ・・と。改めて思いました。
posted by うめのはな at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2011年09月26日

高島屋創業180周年記念 国立マイセン磁器製作所開窯300年 大マイセン展

期間:9月22日(木)〜26日(月)
場所:8階 催会場

高島屋に犬塚勉展を見に行った帰り 同じ8Fで開催中のマイセン展を見た。

「開窯300年を記念して、タカシマヤだけでお求めいただける特別企画品や、希少な復刻品などもご紹介いたします。 」

これは 展示即売会です。

実演製作販売らしく マイセンの絵付師が来て実演しておりました。
ちょうど その時間でちらっと見ました。

女性の絵付師さんが 来ていました。マイセンの技術者になるための養成学校の仕組みなども紹介されていました。

で・・見て歩きましたがかなりの数が展示されていました。
お値段はちょっと手が出ませんで ○十万円のものから 800万以上のものまで・・・・。

怖くて 触れて壊さないよう 離れてみました。
だって むき出しの展示ですから。

誰が買うんかい!!って気持ちで眺めておりましたが
いるんですよね〜
買う人。。。。

目のまで二百ん十万のものが売れていました。
そんなもの 怖くて使えないだろうが・・・。などと負け惜しみ。

そのほかにも○十万のような小さなものが売れてうたようです。

世の中お金持ちって たくさんいるのね。
私は 100円均一でも 十分なんだけど・・・・
ふぅ・・・・。

それより 高島屋創業180周年というのが何気にすごい。。。
posted by うめのはな at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

犬塚勉展ー純粋なる静寂ー

日本橋高島屋で開催中ですが 本日まで。

犬塚勉展ー純粋なる静寂ー
期間:9月26日(月)まで
場所:8階 ホール
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多摩に住み、美術教師をしながら、画家になることを目指していた犬塚勉さんは 38歳で夭逝しました。藝大ではなく 教員養成の学芸大学出身で
あまり知られることの無い画家でしたが

犬塚勉没後20年の2009年にNHKの日曜美術館『私は自然になりたい 画家・犬塚勉』で紹介されると、多くの感動の声があがりました。

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その画風はスーパーリアリズムともいいうべく 細密画のごとく自然の風景を絵に再現したものです。
目の前に 自然があるような感覚になります。
日差し 影 風の音 虫の声 水の音 会場にいながらにして
自然のそんな息吹が感じられます。

精緻な筆遣いですが こうなるまでの画風の変換が時代と共に変化していくのがわかるように 展示されていました。

初期の頃の 自画像などはうまいと感じるが まぁ普通の絵で迫り来るものはない。次に 画風は変化し デフォルメしたような 抽象的な絵になっている。迫力はありますが あまり感動はなかった。
そして 仏像を描きます。炎のごとく赤い 観音像など。
次の 多摩の自然を描いた絵は 青を基調にしたもので 清涼感が感じられました。
このあとに 何かから脱却したように感じられました。

転機となったとされる「頂A」「頂B」の2作品だといわれています。

この頃才能が爆発するように花開いたのでしょうか・・・

それまでの画風から 大きく変化した記念碑的な作品は『ひぐらしの鳴く』です。

ここまで 劇的に作風が変わるというのも凄いです。

身近にある多摩の自然 庭などの
自然を描くようになると その筆は 細密になり 見たものそのままを描きます。写真にはないリアリズムがあります。草の1本1本 木の葉の一枚までみたままを描いています。

写実的というより 自然のまま。
テーマは木 岩 山 水と変化し自然を描くのではなく
どこまでも自然と一体になることを目指したそうです。

絶筆となった 「暗く深き渓谷の入口T」ですが もう一度水の流れをみようと出かけた谷川連峰で遭難し夭逝されました。


惜しい人を亡くしたものです。。。。。

初期に描かれた『自画像』が1975年頃、
そして絶筆の『暗く深き渓谷の入り口』は1988年、たった13年でした。

1984年に突然描いた大作 「ひぐらしの鳴く」は今回の犬塚勉展のちらしの表紙のものですが 左右が一部カットされています。この細密な絵に驚き感動しますがその2年後に傑作「梅雨の晴れ間」が発表され さらに驚きます。梅雨の晴れ間の 明るい日差し 植物や虫の息吹が感じれられます。
身近にある 風景で親しみを覚えます。


<チラシの文字は 「魂を覚醒させる風景。」

絵を見たい方は少しですが こちらで紹介されています。
犬塚勉絵画展公式ホームページ
posted by うめのはな at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2011年09月25日

国立エルミタージュ美術館所蔵『皇帝の愛したガラス』展

日時: 2011年7月14日 ― 2011年9月25日
会場: 東京都庭園美術館 (東京都)


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昨日 、庭園美術館で開催されている「国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス」展に行って来ました。

最終日前日ということで かなり混んでいました。

{本展では、ロマノフ王朝によって収集・継承されてきた質の高い作品群に、エカテリーナ2世によって設立された帝室ガラス工場製の多様なガラス製品を加え、15世紀から20世紀に至るヨーロッパとロシアのガラス芸術の精華を、珠玉の190点によりご紹介します。 }とのうたい文句で かなり楽しみに行きました。

入場制限はありませんでしたが 館内は混んでいて 展示室に入るのに順番待ちをしなければならない部屋がありました。
しかも 部屋を展示のために 窓をつぶし 狭く区切っているので 少人数づつ観覧しなければならず 順番待ちという状況になっていました。
展示ケース前ではなく 人の後ろから見るぶんには 入室したあとは先に進んでいいのですが じっくりとみることは出来ず 後ろから眺める程度でした。
でも 混んでいたのは狭い部屋だけなので あとは比較的よく見ることができました。

第1章  ルネサンスからバロック時代へ
ヴェネツィア(15世紀末―18世紀)
ボヘミア、ドイツ、フランス(16世紀―18世紀)
スペイン(17世紀―18世紀)
のもので 大杯やジョッキ、巡礼者用の水筒、などが多く展示されていました。
この辺が混んでいました。

絶対 実用的ではないなと思うものも・・・

第2章  ヨーロッパ諸国の華麗なる競演

モザイク画とかビーズを使った作品 管玉 紋章を描いた作品など。
カラフルで豪華でした。
エミール・ガレやドーム兄弟、ルネ・ラリックのものもありましたがルネ・ラリックの作品は
庭園美術館入り口などにもあります。

一番の見所は 2Fホールに展示されていた

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「ウェッジウッド様式」の磁器製台座をもつ4本の蝋燭用枝付燭台
西ヨーロッパ 18世紀第4四半紀

やウォールライトや鏡のセットでしょうねぇ・・・

第3章【ロマノフ王朝の威光】
帝室ガラス工場の作品がメインで ここはやはり 皇帝もの。
品が違うしはっと目をひくような 豪華で美しいものばかりでした。

ピンク色の化粧セットがやはり目をひいた。
パンフレット右の赤い花器。

「花器 ロシア、帝室ガラス工場 1810−1820年代」
これもすばらしかった。

ヨーロッパからロシアへと伝えられたガラス工芸の美500年の歴史がわかる展覧会でした。
会期末ということで 混んでいたのは残念でしたが 目の保養になりました。

しかし 館内が暑かった。。。。
外に出れば 涼しい風が吹きぬけて秋のいい気分。
白金台の駅へと向かいました。
posted by うめのはな at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞

2011年09月13日

中秋の名月

昨夜は中秋の名月で満月でした。
お月見の日、すなわち「中秋の名月」は10月になることもあるし 当日の月は満月ではないことが多いそうです。

昨夜は まさに満月。
夜空を見上げると 月が白く輝いていてとてもきれいでした。

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posted by うめのはな at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記