2012年10月20日

山本高樹 昭和幻風景 ジオラマ展

山本高樹 昭和幻風景 ジオラマ展
「梅ちゃん先生」あのオープニングのジオラマも再び
■10月18日(木)→30日(火)
■日本橋高島屋 8階 ホール
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昨日19日 観てきました。結構混んでいました。というか 同じフロアーでいろいろ催しをやっていたのでそれなりに混雑していたという感じです。
会場内はゆっくり観ることができました。

山本高樹氏は、昭和の街並みと、そこに住まう人々をテーマにした作品を作り続けるジオラマ作家として知られています。
連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のオープニングタイトルのジオラマを制作した人なので TVで使われたジオラマも展示してありました。
TVを観ていた人ならああーあの場面、これはだれそれだ・・とか家も誰の家だとかわかるはずです。

ネオンの間を流しが行き交う新宿ゴールデン街、 赤線地帯、(洲崎と思われるジオラマ)泥の河のような風景 雪に埋もれた越後十日町 長野飯山の野沢菜、墨東の色町・向島、駄菓子や 上野 本郷 銭湯 浅草 凌雲閣・・・・。山本さんがここ10年で手掛けた主要な作品30点ほどを展示 山本さんの自宅作業場も再現している。会場にご本人様がいました。昨日は午後2時に対談イベントがあって 相手はおもちゃ収集家の北原照久さん。ご両人ともおみかけました。
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大田区雪谷の作品「明神湯」はすごくリアルでした。細かいところまでそのまま銭湯。風呂のなかの響きやゆげまで伝わってくるような感じです。三社祭りもすごかったです。昭和30年代の宮だしの再現ということで神輿や人々はもちろんのこと 神社の細かい彫りや絵まで再現してありました。人の表情までリアルなんですよ。
とにかくすべての作品が緻密で正確に再現してあったので なつかしい昭和の雰囲気にひたることができました。
ああ・・あんな時代もあったのだと タイムスリップしたような気がしました。

新宿の街には流しがいて 天井桟敷があって ストリップ小屋もあって・・・祭りには見世物小屋があって 売春宿や船があって・・・
町には温かな家庭があって 子供の声がして駄菓子屋や銭湯 都電が走り 神田の古本屋があって浅草キネマ・・そのままなつかしい昭和が目の前に現れます。
ただのジオラマとは一味違います。心に響きます。
先日みた特撮用のミニチュアもよかったですが このジオラマは 本当の意味での再現。人々の生活 喜びも悲しみも安らぎも苦悩もそのままそこに表れていました。

posted by うめのはな at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・芸術鑑賞